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program-C
池端規恵子 Kieko Ikehata
「ふたつの弔電」"The two condolence telegrams"

[Time/Year/Category]
13min/2015
長年母娘が撮りためてきたホームムービーには、様々な死が映されていた。
母は少女だった娘を追悼し、娘は若かった母を追悼する。
その時、ビデオはまるで遺影のようにたたずんでいた。
Commentary from TEB:
身近な人々や風景を素材に作品制作を続けてきた作者。近年では、自身の母が30年程前から撮りためてきたホームムービーとのコラボレーションを試みている。今回は、映像のほとんどを母が撮影した素材で構成。独特の質感をたたえる古い8ミリビデオとハイビジョンのデジタル映像は、どちらも母によるもので、作者はそこから「母と娘」の物語を抽出し、現実との距離を取りながら紡いでいく。
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[Artist]
2006年、日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。
映画スポット編集、ドキュメンタリー番組演出を経て、細々と映像関係の仕事をしつつ大学で働 いています。
Filmography
2012年 越後妻有アートトリエンナーレ/やまのうえした「くらのにかい展」参加
2015年 長野渋温泉「ONSEN SOUND & ART VILLAGE 渋響」参加
2015年 第45回ハイロ・シネマ・フェスト
※掲載情報は公開当時のものです。
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