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三木はるか Haruka Miki
「安吾のごときもの歩く」"Ango or I am walking"
[Time/Year/Category]
11min/2023/実験映画
無頼で知られた安吾だけれど小説『女体』執筆の過程では、勝手に動く主人公に翻弄される・元カノの思い出に陶酔・水風呂に入って高熱に浮かされる・自分で作ったご飯がまずくて落ち込むなど、妄想や生活に振り回されて筆の進みははかばかしくない。
坂口安吾『戯作者文学論』の朗読とともに三木はるかが安吾になろうとする挙動が、ひるがえって安吾になれない証になってゆく宙ぶらりんなひと夏の記録。
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[Artist]
群馬県桐生市生まれ。大学で映画の脚本を勉強したのち映像研究所で実験映画を学ぶ。学習塾で国語教師をしながらセルフ・ドキュメンタリー形式の極私的実験映画を作る。西荻窪は喫茶店がたくさんあるようなので、グレースというお店に立ち寄りたい。
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※掲載情報は公開当時のものです。
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