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奥野邦利 Kunitoshi Okuno
「門番の瞑想」

[Time/Year/Category]
8min48sec/2005
この頃はとにかく物語の始まる場所を知りたくて、実際に色々な方法を試してみてみると、試しているうちに色々な物事の綾が解けてきて、随分と自由に作品と向き合えるようになってきています。出来上がった作品は所謂物語とは違った形をしているのだけれども、それはこの作品が難解な答を持っているからではなくて、「夜はなぜ暗いのか」という程の子どもの発するような単純な問からきていて、もしも可能ならばそんなような問を共有してもらえると嬉しいし、そういう仕事には門番がぴったりだと思っていたりもします。
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[Artist]
1969年東京生まれ。日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修了。現在は日本大学芸術学部映画学科へ勤務する傍ら、変容するメディアと物語の関係を軸にした映像作品の制作を手掛けている。近年は彫刻やライブ演奏、演劇など、他領域の作家とのコラボレーションも積極的に進めている。日本映像学会理事。
※掲載情報は公開当時のものです。
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