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渡辺聡 Satoru Watanabe

「unknown fruits」

2005-satoru-watanabe

[Time/Year/Category]

2005

記憶の中を漂っているときに感じるもどかしさ。もっと鮮烈な匂いであり音であり光であり手触りだったのに。輪郭は定まらず溶け出しそうだ。そこにはもっと手応えがなかったっけ?

夏から秋へ。夜が明けて朝に。もっと感覚を研ぎすまして気配を感じないと。どんどん過ぎ去って何も残らずに消えてしまうから。

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※掲載情報は公開当時のものです。

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