top of page

2015new

柏田奈津子 Natsuko Kashiwada

「作品サンプラー」"production sampler"

2015-natsuko-kashiwada

[Time/Year/Category]

5min/2015

夜の森をランプひとつで歩く、夜中のアイスクリームパーラー、ドラム式洗濯機、今はもう無い故郷のホームセンター。これまで自分の作品には、自分の見たい光景、行きたい場所を登場させてきました。その時々で違ったテーマはあったはずですが…
一昨年の上映会に際しての制作がほんとうにつらくて、アニメーションなのにどんどん画が動かなくなっていきました。ストーリーもなくなりました。ずっとではなくてもしばらく制作をやめようと思って、2年経たないうちに今年また作ることになったものの、なにも思い浮かばず、ああこれは一昨年に置いてきてしまったんだと思い、今年の制作はそんなふうに一昨年を振り返りながらになりました。
作品サンプラーは、たくさん制作をした人が作るものだろうと思うのですが、ちょっとしか動かない画の集まりをうまくまとめてくれるタイトルは何だろうと考えると、こうとしか思えず、しかし、それをこれまでの制作テーマだとしてしまっても、それは正しいなと思えるのです。

Commentary from TEB:
静かで孤独で、しかしどこか温かい、そんな独特の世界観が魅力。アニメーションというより「動く絵画」のようであり、1枚1枚がまるで詩を紡ぐように流れてゆく。今作は、これまで自らが描いた様々なシーンからサンプリングして制作した、近年の集大成。自作を俯瞰的に捉え直し再びふるいにかけることで、凝縮された作品世界を創り出した。ぜひ、小さなすず虫の声に耳を澄ますように見てほしい。

[Artist]

日本大学芸術学部映画学科卒業。勤めていたパン屋が閉店し無職となりましたが、おととしの上映会後に社会人復帰しました。


Filmography

  • 2015年 長野渋温泉「ONSEN SOUND & ART VILLAGE 渋響」参加


※掲載情報は公開当時のものです。

[More about the Artist]

Related Articles:この作家の関連記事

202603-natsuko-kashiwada

202603

「hush, hush, hush.」

2018-natsuko-kashiwada

2018tokyo,2018kyoto

「who’s there」

2013-natsuko-kashiwada

2013,2018kyoto,2015retro,2025retro

「I must be somewhere about.」

2007-natsuko-kashiwada

2007,2025retro

「here with me」

2024-natsuko-kashiwada

2024

「the other place」

2016-natsuko-kashiwada

2016

「over there.」

2012-natsuko-kashiwada

2012

「おやすみなさい、また明日」"good night, see you tomorrow.“

2019-natsuko-kashiwada

2019,2020kyoto

「left me here」

2015-natsuko-kashiwada

2015new

「作品サンプラー」"production sampler"

2008-natsuko-kashiwada

2008

「遠雷」 "a distant thunder"

bottom of page